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小栗旬の魅力が詰まった舞台、「RED」の感想を少しだけ [トレンド]

小栗旬の舞台「RED」が8月21日より東京・新国立劇場 小劇場で開幕しました。

この舞台の描いた人物は映画『ラスト・サムライ』『007:スカイフォール』などの脚本で知られるジョン・ローガン。20世紀を代表する実在の抽象画家マーク・ロスコの創作エピソードを軸に描かれるふたり芝居の構成になっています。演出・翻訳を小川絵梨子が務めています。

小栗旬はこの舞台の感想を

「久々に小さな空間で芝居がしたいとずっと願っていて、それが今回、初めてのふたり芝居で実現しました。「RED」は、どの場面も気が抜けない、非常に集中力を要する戯曲ですが、役者ふたりと演出家だけで向き合った稽古は、とても楽しくて確かな手応えがありました。皆でディスカッションを繰り返し、試行錯誤を重ねながら、充実した環境で役を深めてきました。開幕後も発見はあるはずですが、今回は、きっと初日から、今まで以上に自信をもって舞台に立てる気がしています」

(記事を抜粋)

田中哲司は

「初めて戯曲を読んだとき、その面白さに興奮しました。ただ ふたり芝居なので経験上、面白いとはいえ覚悟はしていました。膨大な台詞量に加え、やらなければならない事の連続で予想以上に大変でした。反面、徹底して演技に集中できて、芝居を楽しめるのがふたり芝居の醍醐味です。そのような充実感の中で、演出の小川さんと小栗君と一緒に濃密な稽古時間を共有できました。あとは本番で、小栗君と息を合わせ、観客を魅了する舞台をお見せしたいと思っています」

(記事を抜粋)

と二人とも舞台に対する意気込みに気合を感じます。

Pia_201508200012_1.jpg

実際に観た感想を少しお伝えすると、濃密で贅沢な作品です。やはり、小栗旬と田中哲司
の二人だけで100分間の演劇が行われますが、エネルギーが半端ないです。

田中哲司が演じるのは画家のマーク・ロスコ。巨匠とまではいわないまでも、画家としてそれなりの知名度や地位もすでに得ている訳です。小栗旬は、ロスコのアシスタントとして働く青年ケンを演じています。

物語は、ケンが初めてロスコのアトリエを訪れる場面から始まります。ロスコの、芸術家特有の一見理解しがたい強烈な個性と考え方がケンに戸惑いを与えるのですが、田中哲司がしっかりした演技力でこの芸術家を素晴らしく演じています。

この舞台では、ケンよりもロスコのセリフが圧倒的に多いです。なので、小栗旬はセリフで演じるのではなく、態度や表情などで表現をするのですが、これがしっかりと伝わって来る表現でした。

やはり、小栗旬の表情を垣間見ることができる前の席をお勧めしたいですね。

ここの画像を引用しました。
www.excite.co.jp


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タグ:小栗旬
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